カメラ目線

・・・ってのは正しくないな
写される方がカメラの方を見てる視線のことだろうから

昔、遠藤周作だったかな、、
奥さんが主人公で、自分が脇役の映画を想像したそうだ


ホラー映画なんかで、カメラが主人公の目になって
部屋を見回したり、廊下を歩くような写し方がある


あ、多分カメラアイだ、俺が言いたいのは


そういうカメラアイで映画を撮ったら
自分が外から帰ってきて、おーい!お茶!て言う
彼女からしてみれば、お茶くらい自分で入れないぐうたら亭主と見える


自分が主役の映画なら、亭主が帰ってきても
お茶も出さない、気づきのない女房って写せるかなと


そういう風にイメージするようになってから
奥さんに対して優しくできるようになったと(笑)


良く、人の立場に立ってとかいうけど
どうもイメージが湧かない場合は
こういう映画やTV仕立てにしてみると、イメージしやすいかもしれない
実際、自分がどんな風に振る舞っているか、動画にでも撮ったら
赤面かもね


写真やCGもPCに取り込んで
レタッチソフトで遊び始めた頃は、単純だけど感動した
そんな凝ったレタッチでなくて、白黒にするとかセピアカラーにするとかでも
ガラッと印象が変わる
RGB交換なんて、昆虫の目から見たら、こんな風に見えたりしてって思ったものだ


身近に親しんだものを道具として、自分を客観視するのも良い方法かもね


といっても、最近はそういう自己分析も面倒だけどさ